抜群の連係で好スタートを切った。東京五輪の卓球混合ダブルス1回戦(24日、東京体育館で水谷準(32=木下グループ)、伊藤美誠(20=スターツ)組が初戦を突破した。
今大会から採用となった新種目。第2シードで登場した水谷、伊藤組は第10シードのシュテファン・フェガール、ソフィア・ポルカノワ(オーストリア)組と対戦した。第1ゲームでは息の合ったコンビネーションを見せ、11―5と先取。第2ゲームは8―11で失い、嫌なムードも漂ったが、その後は落ち着いた試合運びで、3ゲームを連取し、次戦に駒を進めた。
水谷は「待ちに待った五輪の舞台で出足が大事だと思った。最初は緊張もあり、弱気になったが、リードして強気になれた。自分たちらしさが出た」と手応えを語れば、パートナーの伊藤も「出足が良くて余裕が持てた。まずはミックスの一試合一試合をやり切ることが大事なので、目の前の試合を勝つことを楽しみたい」と振り返った。
同じ静岡・磐田市出身。同郷の2人が、呼吸を合わせてメダル獲得に向けて好スタートを切った。
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