先日テレビのクイズ番組を見ていたら「ミレニアル世代に続く、新しい世代は何世代?」という問題があった。出演者が「Z世代!」と答えて正解していたが、まだそれほど一般的に馴染みがある言葉とは思っていなかったZ世代が、クイズ番組に出題されるほど認知されていることに驚いた。
Z世代とは、1997年から2012年に生まれ、現在9歳から24歳となる世代を指す。カナダのベストセラー小説『ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち』(ダグラス・クープランド著)を語源に、65~80年生まれを「X世代」と名付けたことから、その後の1981~1995年生まれを「Y世代」、続く1997〜2012年生まれを「Z世代」としたことによる。Y世代は現在26歳から38歳になる世代で、2000年代初頭、つまりミレニアル(千年紀)に成人となったので、「ミレニアル世代」とも呼ばれ、こちらの呼び方のほうが一般的だ。ミレニアル世代は子どものころからパソコンやページャー(小型情報端末)、携帯電話、インターネットに親しみ、ITリテラシーが高く、「デジタルネイティブ」と呼ばれてきた。
Z世代は、デジタルネイティブであることはもちろんだが、生まれた時にはスマートフォンがあった世代ともいえる。
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