スズキ「GSX-S1000GT」
スズキは2022年2月17日、新しい大排気量スポーツツアラーである「GSX-S1000GT」を発売した。豪快な動力性能と俊敏なハンドリングを兼ね備えたスポーツネイキッドとして高く評価され、2021年初のモデルチェンジを受けた「GSX-S1000」をベースに開発されたモデルだ。【写真はこちら】スズキ「GSX-S1000GT」の全体と走行イメージ(全20枚)最高出力150PSを発揮する998cc水冷直4エンジンや、軽量で高剛性のアルミフレームといった、抜群のスポーティさをもたらすメカニズムと、スズキ・インテリジェント・ライド・システムやクルーズコントロールといった、安全、快適なライディングを支援する最新の電子制御デバイスは「GSX-S1000」から受け継ぐ「GSX-S1000GT」。これに長時間の高速走行におけるライダーの疲労を軽減できる、上質なデザインで機能的なフルカウルや、スズキ初となるスマートフォン連携機能付の大画面フルカラーTFT液晶メーターといった装備類をはじめ、ポジションの設定やタンデムやサイドケース装着のためのシート周り、振動の影響を抑えるためのフローティングされたハンドルマウントやラバー付きステップなど、細かな部分まで行き届いた造り込みによって、車名通りの「グランドツアラー」にふさわしい上質で高い完成度を実現した。国内仕様の「GSX-S1000GT」は、基本的にヨーロッパ仕様と同様の性能、装備を備えるが、専用装備として高速道路を多用するツーリングでの利便性を高められるETC2.0車載器を標準装備。さらにスマートなデザインのサイドケースをはじめ、専用品を含む豊富な純正オプションも用意されている。ボディカラーはトリトンブルーメタリック、リフレクティブブルーメタリック、グラススパークルブラックの3色を設定。税込価格は159万5000円。
小松信夫
ナビゲーションリスト
存在感満点の新型車は、ロングツーリング性能に長けるカテゴリー
関連記事
ホット記事