2020年度から、全国の小学校でプログラミング教育が必修科目になるそうです。
筆者にも今年で小学5年生になる子がおり、この新しい科目も他人事ではありません。プログラミング教育とは一体何をするのだろう、小学校はどのような準備をしているのかしらんと疑問は尽きませんが、家でできることは何かないか? と思ったとき役に立ちそうなのが、今回ご紹介するプログラミングロボット「Sphero BOLT(スフィロ ボルト。以下、BOLT)」です。
プログラミングロボット「Sphero BOLT」大きさは野球のボールほどですBOLTは、米Sphero(スフィロ)社が開発した教育現場向けのプログラミングロボットです。
ガジェット的には簡単に言うと、“Bluetoothでスマートフォンと同期し、操作・制御できる高機能なおもちゃ”といったところでしょうか。透明な外殻を内部の機構が回転させることで、360度自由自在に走り回ります。
充電台には乗せるだけ。micro-USBケーブルで電源と繋ぎます。フル充電で2時間稼働します裏側から。大きな重りが入っており、自動的にバランスをとるようになっていますこの形状を見て、映画「スターウォーズ フォースの覚醒」に登場したドロイド「BB-8」に似てるなと思ったあなたは鋭い。映画のグッズとして、スマートフォンで操作できるBB-8のラジコンがありましたが、あれもSphero製のプログラミングロボットです。
スマートフォンから操作できる同社のプログラミングロボットシリーズの中でBOLTは最上位機種にあたり、他の機種にはない8×8ドットのLEDディスプレイを備えていたり、フル充電で2時間以上稼働するなどさまざまな特徴を持っています。
特筆したいのはその耐久力で、ポリカーボネイト製の分厚い外殻はなんと数mの高さから落下させても壊れず、また水没させても平気という完全な防水性能まで備えているというから驚きです。このロボットがいかに「おもちゃを乱暴に扱う子ども向け」に作られている機械であるかがよく分かります。
BOLTの特徴のひとつ、8×8 LEDディスプレイアプリから確認できるSpheroのロボット群。映画「スターウォーズ」に登場するドロイド「BB-8」の姿も確認できますカテゴリー
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