光城精工は、同社の“Crystalシリーズ”よりスイッチ機能付き電源タップ「Crystal R5.1」を、2月17日に発売する。価格は39,600円(税込)。同社のベーシック電源タップ「Crystal 6.1」にスイッチ機能を搭載したモデル。Crystal 6.1は3Pコンセント6口+2Pコンセント1口の構成だが、本製品はうち1口をスイッチに使用。3Pコンセント5口+2Pコンセント1口の全出力を一括でオン/オフ可能となっている。ヴィンテージや海外のオーディオ機器にはパワースイッチを搭載しない製品が見られるが、その多くはメカニカル的な接点による音質劣化を防ぐためだという。同社は電気的性能、音質的にも実績のある英Arcolectric製パワースイッチを採用することで、音質と利便性の両面を克服することに成功。パワースイッチのない機器をはじめ、PCオーディオやネットワークオーディオ、DTM周辺機材の電源タップとしても使用できるとしている。「M.I.S(メカニカル・アイソレーション・システム)」やアルミ製トップカバー、スチール製ボトムシャーシ/サブシャーシなど、基本的な構成はCrystal 6.1と同等。パワースイッチは音質的に不利とされるが、ベースモデルの聴感上の帯域の広さやバランス、空間表現や透明感などは維持しているとのこと。また、「Crystal 3P」「Crystal C1P」などの連結機能を搭載したモデルと組み合わせることでの機能拡張も可能。例えばCrystal 3Pを前段、Crystal R5.1を後段のかたちで連結すれば、前段の3口は常時給電、後段の6口はオン/オフ可能という構成にもできる。外形寸法は59W×37H×363Dmmで、質量は約1080g。入力電源ケーブルは付属されておらず、同社の「KS-0」「KS-0P」などが推奨されている。今回の発売開始を記念したキャンペーンとして、先述の推奨ケーブル「KS-0P-2m」(定価:税込4,900円)が無料でついてくるセットの販売を実施。30セットの数量限定で、期間は1月17日(月)から2月11日(金)正午注文分まで。全国のオーディオ専門店と同社ダイレクトショップでの実施となる。
編集部:杉山康介
カテゴリー
関連記事
ホット記事