スマートフォンで有名なOPPOが『OPPO Watch』を発売中です。
これはスマートウォッチとしての基本的な機能を備えつつ、価格を2万円以下に抑えた製品。日常生活に寄り添った、非常に使い勝手の良い機能が充実しています。
Apple Watchシリーズの対抗馬として、この『OPPO Watch』は少しずつ頭角を現しています。
スマートウォッチの基本的機能は、着信通知、スマホ操作、ヘルストラッカー等が挙げられます。『OPPO Watch』にはそれらの機能が一通り揃っていますが、実際に使用してみた筆者の実感は「全てが使いやすい形でまとめられている」ということです。
まずは着信通知から。『OPPO Watch』はBluetoothでスマホと接続しますが、このスマホにプッシュ通知があると『OPPO Watch』が程よく振動します。ほんの一瞬、しかしはっきり感知できるほどの振動です。
『OPPO Watch』は、“気遣いのできるスマートウォッチ”と表現することができます。どこかに尖った機能や野心的な仕組みはありませんが、日常生活に即したガジェットとしてはかなり優秀ということです。
バイクに乗る筆者は、高速道路を移動中に『OPPO Watch』からの通知を感じ取りました。これが数秒間に渡る強烈な振動であれば、運転に割くべき集中力が手首に行ってしまうでしょう。非常に危険な状態です。しかし『OPPO Watch』はそうしたことをちゃんと想定しているのか、必要最小限のアクションで通知を確実に伝えてくれます。
また、『OPPO Watch』には5分間でできるフィットネスをコーチしてくれる機能も備わっています。
1時間ほどガッツリやるメニューではなく、たった5分で済ませられるメニューです。デスクワークの合間にできるもので、忙しい合間の息抜きにもちょうどいい運動。『OPPO Watch』は、座りっぱなしの職業の人に向けた製品と見なすこともできます。
充電は最長でも75分で満充電に。そして省エネモードを使えば、最長14日の使用が可能です。筆者も充電の早さには驚きました。いつの間にか満充電になっている! と心の中で叫びながら唖然としたほどです。
そして、この『OPPO Watch』こそ本当に実用的なスマートウォッチでは……と察するに至りました。
スマートウォッチの分野も、価格が高くなれば高くなるほど様々な機能が付与されます。
たとえば10万円近くする製品は、スマホとは別個で機能するナビゲーション機能があります。海中に潜れるほど強固な防水性能、砂漠のど真ん中にいても問題にしない防塵性能、灼熱の炎天下や凍える氷点下でも屈しない温度耐久性能も有しています。しかしそれを必要とするのは、トライアスロンかトレイルレースの選手くらいです。ごく普通のデスクワーカーがそのような製品を求めるかと言えば、首を捻らざるを得ません。
そして前述の通り、『OPPO Watch』は装着者にストレスを与えない製品に仕上がっています。装着感の良さ、軽さ、そして確実な動作。日々机に向かって働く人々のためのスマートウォッチ、それが『OPPO Watch』です。
『OPPO Watch』の価格は、カラーにもよりますがAmazonで1万3,750円という値がつけられています。性能・機能と比較して、これはかなり安い価格では……というのが筆者の正直な感想です。
カラーはシルバーミスト、ブラック、ピンクゴールドの3色。Amazonの他、楽天市場、PayPayモール等でも販売されています。
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