テレビスピーカーでの3Dオーディオでは、通常の2チャンネルのテレビスピーカー音声が3次元の音声に変換され「ゲームプレイへの没入感を高める」という。設定時にはコントローラーに内蔵されているマイクを使って部屋の音響特性を測定、ユーザーの部屋に適した設定を反映できる。
設定のサウンドに「テレビのスピーカーで3Dオーディオを出力」の項目が出現コントローラーを使って部屋の音響特性を測定できる最新ソフトウェアにアップデートしたPS5では、設定のサウンドメニューに「テレビのスピーカーで3Dオーディオを出力」の項目が出現する。これをオンにすることでテレビスピーカーでも3Dオーディオを楽しめ、「3Dオーディオ用に部屋の音響特性を測定」を選べばコントローラーを使った測定ができる。
測定時にはコントローラーを顔の高さに持ち上げる必要がある測定にあたってはコントローラーのデバイスソフトウェアを最新にする必要があるほか、普段ゲームをプレイする場所に座り、顔の高さまでコントローラーを持ち上げる必要もある。そのほか部屋をできる限り静かにすること、テレビのボリュームをゲームプレイ時と同じ程度にすること、コントローラーのマイクミュートを解除することといった注意点も表示された。
実際に測定を開始すると、テレビから「ビービービービー」という音が2回流れてくる。想像よりも大きな音で少し驚いたが、測定自体は体感10秒程度で終了。これでその部屋の特性にあった3Dオーディオが楽しめる。模様替えなどで家具の配置などを変えた場合は、その都度測定をやり直す必要があるが、面倒な準備や操作が不要で、測定に時間がかからないのは嬉しいところ。
ちなみに筆者の環境では、3Dオーディオを有効にすると、テレビのボリュームが大きくなった印象があった。そのため少し音量が大きめの状態では、PS5のメニュー操作音が少し割れて聴こえたが、ゲームプレイに影響はなかった。
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測定は体感10秒。コントローラーを顔の高さに上げて待つだけカテゴリー
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