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8コメント8件著書『エハラんち』が発売されたエハラマサヒロ
妻と3女2男の子どもたちの一家が総出演するYouTubeチャンネル「エハラ家チャンネル」が登録者数30万人を超えるなど好調のエハラマサヒロ。近年は「子煩悩なパパ」というイメージが定着する一方で、"子どもの顔出し"については批判の声について聞くと「メリットの方が大きい」という。ネット発信や誹謗中傷のリスクに対する想いや、家族ができたことをきっかけに大きく変化したという仕事観について聞いた。【写真】「みんな、パパそっくり!」「かわいすぎる!」エハラマサヒロ、妻と子ども4人との家族写真■YouTubeへの“子どもの顔出し”批判も「メリットの方がデカい」、我が子に誹謗中傷の心構えを伝授する想い──YouTubeチャンネルを始めたのは、お子さんが「やりたい」と言い出したのがきっかけだったそうですね。【エハラマサヒロ】はい、長女が9歳(現在11歳)のときです。今の子どもたちにとってYouTuberって憧れなんですよね。僕らが小さい頃にテレビに出てる芸人さんを見て「ああなりたい」と思ったのと同じように、アホなことを楽しそうにやってて、観る人にも喜んでもらえて「ええな」という感覚だったんだと思います。子どもがやりたいことは精一杯応援して協力してあげたいので、大賛成しました。──11月に発売されたコミックエッセイ『エハラんち』では、大家族のほっこりするエピソードが満載ですが、そのなかで子育てに関する発信が「ちょくちょくプチ炎上を招く」とも語られています。“子どもの顔出し"についても批判が寄せられたこともありましたが、どのように受け止めていますか?【エハラマサヒロ】まず「顔出しによって誘拐のリスクが高まる」と批判する人はけっこういますが、誘拐のニュースって最近聞かないですよね。それは街中に監視カメラがあるから。それだけ子どもが守られた社会環境になっている今は、むしろ自己発信するメリットのほうがデカいと思うんです。将来子どもが事業とか店をやるにしても、すでに顔と名前が知られてるのはめっちゃ大きい。リスクを恐れて何も行動しなければ、成功だってできないですよ。──子どもが誹謗中傷を受けることについてはどうですか?【エハラマサヒロ】大前提として、子どもにはコメントを見せないようにしています。ただ、僕はいじめがなくなることはないと思ってるんです。学校であれ、ネットであれ、「変なヤツに絡まれることはある。それは運が悪かっただけ」ということは何か起こってからでなく常日頃から子どもたちに話しています。だからいじめられても自分に原因があると思い詰めなくていいし、もしも自分に悪いところがあると気付いたら改善して、それでも状況がよくならなかったら「一緒に逃げよう」と言っていますね。──学校とは違う、誹謗中傷を受ける視点からのネットリテラシー教育ともいえそうですね。【エハラマサヒロ】僕は人より誹謗中傷を食らいやすい職業なんで、血の通った話ができると思ってます。僕の実体験を話すこともあります。もちろんこれが正解とも思わないし、変わってる自覚もあるので参考にならないかもしれないですけど。でも変わってなかったら芸人になろうなんて思わないですよ(笑)。
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