セガゲームスより2016年9月12日より配信開始され、すでに30万DLを突破した新作『ワールドチェイン』。本作は、同社の人気タイトル『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』(以下、『チェンクロ』)に続く『チェイン』シリーズの新タイトルのRPG作品だ。
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今回は30万DL突破を記念して、『チェイン』シリーズの総合ディレクターである松永氏と、『ワールドチェイン』のディレクターの殿崎氏にお話をうかがった。
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――まずは、おふたりの『ワールドチェイン』における担当を教えてください。
殿崎
松永
殿崎
松永
殿崎
松永
――バトルの部分は、松永さんはあまりタッチされていないのですか?
松永
殿崎
松永
――『チェイン』シリーズとして展開していくタイミングはいつぐらいに決まったのでしょうか?
松永
シリーズ展開に関しては正直なところ、作っている途中までは、そうするつもりはなかったんです。スマホゲーム市場が、気軽に遊べて、でも遊んだら心に残るRPGがいくつもあるという状況になれば、それで十分だと思っていました。ただプロモーション側から「シリーズにするよ」と言われて、それでユーザーさんが興味を持って触ってくれる機会が増えるのであれば、いいのではないかと思ったという感じです。
――今回はファンタジーではなく、学園ジュヴナイル×歴史IFということですが。
松永
歴史のおもしろさって、実際に自分たちの世界につながっていることだと思うんです。たとえば、信長の人生、本能寺の変でなにがあったみたいな話にすごくロマンを感じるのって、それが異世界の話じゃなくて、実際に日本で起きたことで、最終的に自分たちの生きてきた歴史につながっているという感覚があるからだと思うんです。信長がそこで死ぬのは悲しい、でももし生きていたらいまどうなっていたんだろうとか。でも彼のたどった足跡を、秀吉が、家康が引き継いで、いまにつながっている部分もあるとか。そもそも京都へ行けば実際に本能寺があるとか。
『ワールドチェイン』の“ワールド”は、私たちが住んでいる世界、という意味合いです。チェインという言葉と合わせて、この世界とのつながり、というテーマがそのままタイトルになっています。
――ストーリーを作るうえで、苦労されることはありましたか?
殿崎
松永
殿崎
――たくさんの偉人・英雄がレブナントとして登場しますが、これはどのように選定されたのですか?
松永
殿崎
松永
殿崎
松永
▲エリザベス1世 | ▲雑賀孫市 |
▲グレイス・オマリー | ▲真田幸村 |
――殿崎さんは、本作がセガでの初作品とおうかがいしましたが、『チェンクロ』のシリーズ作品ということで、プレッシャーは感じられましたか?
殿崎
また、スタッフのほとんどが初めていっしょに仕事をする方だったので、いいチームにできるかというのも心配でしたね。そういったクオリティーとは別のところでも責任やプレッシャーがありましたが、それ以上に、「成長したい」とか、「ものを作りたい」という気持ちのほうが強かったです。
――背負うものは大きそうですね。
殿崎
松永
――具体的にはどのぐらい前から作ってらっしゃったんですか?
松永
殿崎
リアルタイムでアクションをしながら、お手軽にオートプレイも実現できるという操作を実現させる部分など、アーケードのスタッフに入ってもらったおかげで、絶妙な着地ができたという印象はありますね。
松永
殿崎
松永
――長らくチームをまとめてこられた松永さんの目から見て、殿崎さんのディレクションやチームづくりはいかがでしたか?
松永
でも殿崎は、ゲームを作りたいんだという意欲がすごくありました。それで、本作のディレクターとして、ぜひやってほしいと入ってもらったんです。こういう規模のネイティブゲームのディレクションは初めてでしたし、すごく苦戦していた部分もあると思います。でも、作りながら本当に成長していってくれて、いまようやくこれが世に出たことが、個人的にもすごく、感慨深いです。
――殿崎さんは、2年やってきていかがでしたか?
殿崎
松永
――バトルの基本は『チェンクロ』のシステムですか?
松永
世の中には、キャラを召喚して戦う設定のスマホゲームはいっぱいありますが、バトルに入ったら英雄たちが並んでいる状態からスタートするゲームがほとんどかと思います。そうではなくて、リアルタイムで進んでいるゲームの中で、実際に英雄たちをその場に呼び出して戦うというところに、新しいおもしろさが作れるのではないかと思い、いまのゲームシステムができていきました。
殿崎
――リアルタイムバトルというのは最初から決めていたのですか?
松永
――バトル部分における『チェンクロ』と、『ワールドチェイン』の大きな違いはどこですか?
殿崎
松永
だからといって、炎は木に強いみたいな単純な3すくみにはなっていません。リアルタイムでそれをやると、地道な鬼ごっこみたいなゲームになるんですよね。なので、いまはアタッカーで切りこむべきだけど、いまはいったんライダーで突撃したほうがいいとか、刻一刻とベストな攻略が変わるような作りになっています。
殿崎
――たしかに難しそうですね。
殿崎
――そういえば武器があることに気付きました。一見目立たないですよね?
殿崎
それに挑戦すると、そのボスに由来する武器を落とすことがあります。史実上存在しないものは、設定を作っていたりもするのですが、たとえば弁慶だったら岩融(いわとおし)という武器を落としたりとか。武器もドロップごとにアビリティが抽選で付与されるので、強さも毎回変わるんです。何度か挑戦していただいて、いいものを見つけてもらいたいですね。
松永
殿崎
松永
なので最初は違和感なく、ふつうに物語がおもしろいな!とか、キャラが揃っていって楽しいな!と感じてもらえると思います。そしてやっていくと、あれ、武器がこんなに強くなるのかとか、このボスキャラを倒すにはどうしたらいいんだと頭を悩ませるところまでしっかり遊びが用意されています。
――ゲーム内の、今後の展開を教えてください。
殿崎
松永<1キャラずつものすごくコストのかかる作りかたをしているので……列伝ストーリーってふつうに作るだけでもすごくたいへんなんですよね。歴史考証もありますし。バトルの相性とかもしっかり考えていますし……ちょっと心配しています(笑)。リライターも、ひとり増えたら、アドベンチャーパートを何話分作らなければいけないんだとか(笑)。
殿崎
松永
殿崎
松永
殿崎
松永<1回、血ヘドを吐いているのに、後輩にもそれをさせてしまったね(笑)。俺もできるだけ助けるので、がんばろうね……。
一同
――ずばり、どんな方におススメしたいゲームでしょうか?
殿崎
オート戦闘は、あまりゲームが得意でない方にも気軽に遊んでもらえるように意識して実装しましたので、ストーリーを読みたいから続けたい、という方のために、バトルも調整したので、楽しんでもらえるといいなと思います。
――では、最後に読者の方にメッセージをお願いします。
松永
歴史好きな方は絶対楽しいし、そうでない方も歴史の熱さにハマれます。ゲーマーの方は絶対楽しいし、そうでない方も気軽にゲームプレイの快感が得られます。ちょっとでも興味を持ってもらえたら遊んでみてほしいです。そうしたら絶対に、すごいところまで引きずりこんでみせますので!
殿崎
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