2in1スタイルを定着させたWindowsデバイス「Surface Pro」シリーズの最新モデルが「Surface Pro 8」になる。
本体には縦横比3:2で13インチのPixelSense Flowディスプレイを搭載。従来モデルよりも11%大型化したことで、解像度も2880×1920ドット表示に拡大している。標準で60Hz、最大120Hzでの駆動により、なめらかな表示を可能にする。
本体のサイズは従来のSurface Pro 7などとほぼ同サイズで、背面側にはSurface Proシリーズでおなじみのキックスタンドも備え、最大165度まで拡げることができる。
ボディカラーはプラチナとグラファイトが用意される。
CPUはインテル製第11世代Core i3/i5/i7プロセッサーを搭載し、従来のSurface Pro 7に比べ、演算能力で約43%以上、グラフィック能力で75%以上、高速化させている。
バッテリー駆動時間は16時間以上、充電は約1時間で80%まで充電することができる。
メモリーは8/16/32GBのモデルがラインアップされる。ストレージは背面側のパネル内に装着する着脱式SSDを採用し、Wi-Fi/LTEモデルは128/256GB、Wi-Fiモデルは512GB/1TBを搭載した製品をラインアップする。
本体にはThunderbolt 4対応ポートを4ポート備え、複数の4Kモニターへの出力やストレージの接続などに対応する。
ワイヤレスはIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.1に対応する。
LTE対応モデルもラインアップされ、Snapdragon X20 LTEモデルを搭載し、nanoSIMカード、eSIMの両方をサポートする。カメラはWindows Hello対応の5MPのフロントカメラ、1080p HD/4Kビデオ対応の10MPリアカメラを搭載する。
オーディオはビデオ会議などの利用を考慮し、Dual far-fieldスタジオマイクを搭載。2Wステレオスピーカーを搭載し、Dolby AtmosとDolby Visionに対応する。3.5mmヘッドフォンジャックも備える。
本体側面にはSurface Dockなどを接続可能なSurface Connectポート、下面のSurface Type Coverには別売の新しいSurface Typeカバーが装着できる。同時に発表されたSurface Slim Pen 2にも対応し、Surface Typeカバー内のポケットに格納して、充電できる。
また、米クアルコムと共同で開発したARMベースの「Microsoft SQ1」「Microsoft SQ2」を搭載したSurface Pro Xについては、Windows 11プリインストールモデルが登場するほか、LTEモデムを省略したWi-Fiモデルも追加される。基本的な仕様に変更はないが、x64エミュレーション環境が大幅に改善されたという。
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