いいと思うけど。
Twitterが過去ツイートを「隠す」機能を計画中だと、ネタ元のBloombergが報じています。あくまでも、今はコンセプト段階の機能であり、実装されるのかされないのか、実装されるならいつになるのかは、なんとも言えず。
過去ツイートを隠す機能は、一定期間( 1カ月、半年、1年など)を過ぎるとツイートが他の人から見えなくなるという仕組みになっているそう。これは、Twitterがソーシャルメディアにおけるプライバシを考えた上ででてきたアイディア。きっかけはTwitterの社内アンケートで、自分のアカウントが公開設定(誰でも見られる)なのか、非公開設定(鍵アカ、フォロワーしか見ることができない)なのかすら把握していないユーザーが多くいるということが明らかになったからだといいます。つまり、ソーシャルメディア上での自分の発言に無頓着な人が多いということで、Twitterはこれを心配しているわけです。
ネタ元のThe VergeがTwitterにコメントを求めたところ、ツイート隠す機能に関する報道を認めた上で、「Twitterでのプライバシーとは、我々がどうユーザーのデータを取り扱うか以上の意味を持ちます。Twitter上で自分がどう見えるのかをユーザーがコントロールするために、より安全に感じてもらうために手助けするのも大切なこと」とコメントが返ってきています。また、プライバシーに関しては1つのツールが全ユーザーに適しているとは言えないとし、今後さまざまな機能でサポートしていくとも語っています。
Twitterってうかつな発言が多いですからね。そこがまた魅力でもあるプラットフォームだけに、自動で過去ツイートを隠してしまうというのは、気が利いている(利きすぎている)のかも知れません。
個人的には、一定期間たったもの全てではなく、ユーザーが隠したいツイートを選べるといいなと思いましたけど。人間は環境が変わったり、新しいことに触れたりして、常に考え方が変わる生き物ですから。過去の自分の発言を恥ずかしいと感じることもあると思います。それを削除するのではなく、隠す(例えば、タイムラインを遡っても見えないけれど、リンクがあれば見えるとか?)のは、過去の過ちを認めて訂正するようで、なんだか気持ちがいいですけどね。
ともあれ、削除ではなく「隠す」。気になる機能になりそうです。
Source: Bloomberg via The Verge
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