大阪から東京に出てきて早10年。 一時期は通勤で毎日利用していた“新宿の地下街”。 どこがどう繋がっているのか、まったく理解できないまま、いまは家に引き蘢ってこの記事を書いております。
そんな複雑怪奇な“新宿の地下街”を忠実に再現したアプリが出たのでご紹介!
▲ロゴがシャレオツ | ▲5000万円ぐらい |
[関連記事] ※【新作】新宿駅を完全再現した『新宿ダンジョン』 利用者でも?マークを浮かべる大迷宮に
東京の地下に存在する迷宮“新宿ダンジョン”。 その最奥部、“東京都庁”には“伝説の宝石”が眠っているそうです。
▲新宿駅2F | ▲宝箱発見! |
“緑色の改札”の向こうに、さっそく宝箱が!
というわけで、オタカラ求めてドット絵勇者が新宿ダンジョンに挑みます。 操作は簡単。十字ボタンでそれぞれの方向に移動。
▲門前払い | ▲門前払いその2 |
改札を突破するには、アイテムが必要なようです。 “青色の改札”の向こうにある“ソード”も、いまはどうすることもできません。
仕方がないので、下にある“赤いボタン”をポチっ!
▲押せって言うから | ▲押してみた |
▲3つ押したら | ▲宝箱ゲット |
オタカラ求めてただ歩き回るだけではなく、“謎解き”要素も含まれております。
▲緑色の改札を突破! | ▲地図ゲット |
“緑色の切符”を手に入れると、“緑色の改札”を通ることができます。 改札と同色の切符を持っていれば、何度でもスルーすることができるようなります。 いったい何枚あるのやら。
▲全体マップ | ▲ローグっぽい |
“地図”を手に入れると、いまいるエリアの全体マップを見ることができます。 また、プレイ中の画面に地図を表示することも可能ですので、お好みに合わせてご利用ください。 そして、その広さに絶望してください。
▲オバケを避けろ! | ▲パズルを解け! |
実際の地下新宿を忠実に再現しすぎて、ムダに広い新宿ダンジョン。 飽きさせない工夫として、ちょっとしたアクション要素や、ちょっとした謎解き要素が、いい感じに散りばめられております。
また、迷わない工夫として、さりげなく道しるべ的にモンスターを配置していたりします。 この辺りのゲームデザインは、かなりのセンスを感じます。
▲チェック! | ▲パズルを解け! |
ヤリコミ要素として、“スタンプラリー”のようなコンプリート要素もあり。 ダンジョンに散りばめられた“星”を拾い集め、目指せ100%!
▲クリスタル! | ▲にじのしずく! |
さらにヤリコミ要素として、ダンジョンのあちこちに“クリスタル”と“にじのしずく”という、2大RPGをリスペクト&オマージュしたようなアイテムが隠されております。 “にじのしずく”の真の意味がわかったときには、ニヤニヤが止まりません。
ニヤニヤが止まらないので、開発した“UeharaLaboの上原”さんに、イロイロ聞いてみました。
Q1.新宿への思い入れがタップリ詰まった作品なんですが、やっぱり東京に住んでるんですか?いえ、沖縄生まれ、沖縄育ちです。 |
Q2.なんと!? では、東京に憧れてるんですか?寒いし人が多いのであまり好きではありません。 |
Q3.確かに。。。では、どうして『新宿ダンジョン』を作ったんですか?ネットで「新宿駅は迷路のようだ」とよく話題になるのを見ていたのですが、旅行で新宿駅を利用したときに自分も迷ってしまって。 それが悔しく、いつか完全攻略してやろうと思ったのがきっかけです。 |
Q4.開発期間はどれぐらいですか?作り始めたころは、旅行ついでにでも一度現地に行けば全体を把握できるだろうと軽く考えていました。 しかし考えが甘かったようで、実際作り始めると短期間ではまったく把握しきれず。 けっきょく東京には“5回”通い、期間は“1年”程度かかってしまいました。 |
Q5.沖縄から5回も! 暇なんですか?絶対に完成させたかったので、“すべての時間”をこの制作にあてていました。 アプリ作るのに忙しかったので暇なんてありません。 |
Q6.ここを見てほしい! ってところはどこですか?やはりマップの再現度です。 見た目こそドット絵で現実とは違いますが、マップの構造はかなり再現できています。 ぜひそれを味わってほしいです。 |
Q7.ゲームはドット絵なのに、アイコンだけ見ると美麗な3Dゲームっぽく感じます。詐欺ですか?コンセプトが“駅をゲーム化”なので、よりゲームの雰囲気が出やすいドット絵をゲーム内に採用しました。 ただアイコンまでドット絵にするとちょっと寂しいので、ギャップも狙って奇麗な3Dにしてみました。 |
Q8.ネットの反響を見ると、「つぎはここの地下も作ってくれ!」という声が多数ありますが?つぎがあるかはわかりませんが、“渋谷”、“東京”、“梅田”ダンジョンを作ってみたいとは考えています。 |
Q9.最後に何かひと言!新宿駅を知っている人はもちろん、新宿駅に行ったことがなくても楽しめるようになっています。 いつも迷う人やこれから上京予定な人も、このアプリで学習することもできるので、ぜひ一度遊んでみてください!! |
「新宿の地下街ってダンジョンみたいだね!」
そんな声を形にしようと“なんとなく思った”クリエイターさんも多いと思います。 でも、それを最後まで“完成”させた人は皆無です。 しかもたったひとりで。
開発者さんが地理的な不利をものともせず、1年かけて作り上げた至高の一品。 タイトルのインパクトだけではなく、ちゃんと遊べるおもしろいゲームに仕上がっておりますので、ぜひ遊んでみてください!
謎解きの部分が不安な人は、筆者が書いた攻略まとめも参考にしてみてください! ※【ネタバレ攻略】『新宿ダンジョン』攻略まとめ
[関連記事] ※【新作】新宿駅を完全再現した『新宿ダンジョン』 利用者でも?マークを浮かべる大迷宮に
▲さらに個人開発ゲームを知りたい方はこちら▲
■あぷまがどっとねっと (あぷまが) 「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。※あぷまがへのアクセスはこちらから |
メーカー
UeharaLabo
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iPhone、iPod touch、iPad、iOS 6.0 以上、Android 2.3.3 以上
コピーライト
(C)UeharaLabo
ナビゲーションリスト
東京の巨大地下迷宮カテゴリー
関連記事
ホット記事