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34コメント34件見知らぬAirTagに追跡されているかを確認する方法
最近、事件が増えています。Apple(アップル)の「AirTag」やSamsung(サムスン)の「SmartTags」に代表される、Bluetoothを利用した紛失防止タグ。しかし、これらにストーカー的に他人の追跡に利用される可能性があることは、ご存知でしょうか。米Gizmodoが解説する「紛失防止タグによる追跡を防ぐ方法」をご紹介しましょう。【全画像をみる】見知らぬAirTagに追跡されているかを確認する方法紛失防止タグはキーホルダーとしてバックパックや荷物に取り付けたり、あるいはバッグの中に入れておくことで、それらの荷物が手元を離れた時に警告を送ったり、最後に確認した場所を地図上で追跡するためのアイテムです。アップルやTileが販売する紛失防止タグはGPSを内蔵していないため、常に自分の位置情報を表示することはできません。しかし紛失状態であることを報告することで、他のスマートフォン経由で匿名にて検索機能を利用することができます。AirTagなどを利用した悪用は、この追跡機能が原因なのです。紛失防止タグはすぐにスマートフォンのBluetoothの通信範囲から外れてしまいますが、他のユーザーから位置情報の報告を受けられます。これは自分の持ち物を紛失した場合には役に立ちますが、他人が気づかないうちに紛失防止タグを荷物に忍ばせた場合には、困ったことになります。AirTagの場合、10億台近くのデバイスが「探す」ネットワークに組み込まれているので、ターゲットの位置をかなり正確に特定できます。競合他社のネットワークはもっと小規模で、専用アプリのインストールが必要ですが、それでもリスクは残ります。そこで、紛失防止タグのメーカーはそのような悪用を防ぐための、さまざまな手段を用意しているのです。
AirTagには最初からストーカー対策が組み込まれており、持ち主と離れたAirTagがあなたと一緒に移動していると、iPhoneにアラートが表示されます。さらにアップルによると、AirTagが持ち主から長時間(最大24時間)離れるとアラート音を発します。ただし車の中に隠された場合などにはアラート音を聞くことは難しく、またアラート音が発せられるまでの時間もかなり長いのが事実です。iOS 15.2ベータ版では「探す」アプリの「アイテム」タブに、「追跡可能なアイテム」というオプションが追加されました。このオプションをタップすると、持ち主から離れたAirTagが表示された…のですが、なぜか最終バージョンのベータ版からは機能が消えてしまいました。こちら、ぜひ正式な機能実装を待ちたいものです。さらにAndroid向けにも、悪意あるAirTagを手動で探せるアプリ「Tracker Detect」が公開されました。アプリのホーム画面でスキャンをタップすると、紛失防止タグのスキャンが開始されます。そして持ち主から離れたAirTagや「探す」に対応した紛失防止タグがリストアップされ、アラート音を鳴らせます。実際に見知らぬAirTagを見つけた場合、iPhoneやNFC対応のAndroidスマートフォンをかざして表示される通知をタップすると、そのシリアル番号や紛失状態かどうかなどの詳細もわかります。iPhone向けの「LightBlue」や「BLE Scanner」、Android向けの「BLE Scanner」や「Bluetooth Scanner」など、周囲をスキャンし信号が弱い紛失防止タグを見つけるツールも存在します。ただし、どのメーカーの製品が近くにあるのかを区別するのは難しく(例えばAirTagはプライバシー保護のため、Bluetooth IDを定期的に変更しています)、正しく使われている紛失防止タグと区別がつかない場合もあります。
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最終更新:ギズモード・ジャパンナビゲーションリスト
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