アップルは、iPhone向けOS「iOS15.1」を提供開始した。今回のアップデートにより、FaceTimeやApple TVアプリ、Apple Music、そのほか対応しているアプリでコンテンツを同期しながら体験を共有できる「SharePlay」機能が追加された。このSharePlayでは、全員が一次停止や再生、早送り/戻しなどが行えるほか、友だちが話すとコンテンツの音量を自動的に下げるスマートボリューム機能などを備えている。また「iPhone13 Pro/Pro Max」では、ProResビデオを撮影する機能や、自動マクロ切り替えをオフにする設定が加わった。さらに、Appleウォレットで検証できる新型コロナウイルス感染症のワクチン接種カードも追加された。加えて、翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応したほか、「ホーム」アプリでは、HomeKit対応の新オートメーションも用意された。そのほか、以下のバグ修正も行われている。・「写真」アプリで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き領域がありません”と報告されることがある問題・「天気」アプリで、現在地の現在の気温が表示されないことやアニメートされた背景のカラーが正しく表示されないことがある問題・画面をロックしたときにアプリからのオーディオ再生が一時停止することがある問題・複数のパスでVoiceOverを使用しているときに“ウォレット”が予期せず終了することがある問題・利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題・時間の経過に伴うバッテリー容量の推定を改善するために、iPhone 12モデルでバッテリーアルゴリズムをアップデートまた同社は、iPad向けのiPadOS 15.1や、Apple TV向けのtvOS 15.1も提供開始。いずれもSharePlayに対応した。Apple TVでは、iPhoneやiPadでFaceTime通話を継続しながら、テレビで共有したビデオを視聴することもできる。
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