Googleの親会社であるAlphabetは2月3日(現地時間)、2019年第4四半期と2019年通年の決算情報を発表しました。この中で、YouTubeの広告収益とGoogleのクラウド事業の収益を、初めて開示しています。まずYouTubeの広告収益ですが、2019年通年では約151億5000万ドル(約1兆6500億円)。2017年には81億5000万ドルだったので、2年間で2倍近く(約86%増)成長したことになります。先立って、YouTubeの有料サブスクリプション会員(YouTube PremiumとYouTube Music)が2000万人を超えたと発表されていましたが、この収益は含まれていません。
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公開された決算報告には「Google Other」という項目が別にあり、YouTubeの非広告収益はこちらに含まれるとのこと。これには、有料サブスクリプションの収益も含まれると考えられます。2019年の第4四半期の収益を確認すると、52億6000万ドルで前年同期比10%増。ただし、Googleのハードウェア製品(PixelやNestデバイスなど)の収益も含まれるので、Pixel 4がPixel 3と比べて好調だったということを示している可能性もあります。なお、2019年通年では170億ドル(約1兆8490億円)で、2017年から約56%増、前年比でも約21%増となっています。もう一つのクラウド関連については、2019年の売上高が89億2000万ドル(約9700億円)。こちらも、2017年の40億6000万ドルから2倍以上の伸びとなりました。AlphabetとGoogleの最高財務責任者Ruth Porat氏は、Googleのビジネスと今後についてさらなる洞察を提供するため、検索やYouTube広告、クラウドなどより詳細な基準で収益を開示することにしたと述べています。これには、YouTube広告やクラウド関連の堅調な成長をアピールする狙いもありそうです。
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