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高速道路の料金を支払う際、ETCの利用が一般的になってきました。ETC専用のスマートインターチェンジや料金所も増えています。【写真】おすすめの「ETC車載器」 ETC搭載の車両も増えていますが、後付けしたいというニーズもまだまだあります。車載器にはさまざまな種類があり、使い方によっては割引を受けられる場合も。改めてETC車載器を搭載するメリットと、おすすめのETC車載器を紹介します。
「ETC車載器」には主に、ETC本体とアンテナの「一体型」やアンテナと本体が分かれている「セパレート型」、すっきりと収まる「ビルトイン型」の3種類があります。 さらに従来型のETCと新型のETC2.0車載器が販売されています。
ETC車載器を取り付けることで得られるメリットがあります。大きなメリットは料金所で現金を出すわずらわしさが無くなることですが、それ以外にも「休日割引」や「深夜割引」「平日朝夕割引」といった高速道路を使用する時間帯や頻度によって割引を受けられます(出典:NEXCO東日本)。 また、1月27日から「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2022」(※)が実施されています。助成台数は24万台、助成金は最大1万円となります。この機会に活用してみるのもよいでしょう(出典:NEXCO東日本)。 ※キャンペーン取扱店舗にて購入・セットアップ・取付を行う必要があります
ETC車載器の新規購入や買い替えを考えている場合は、新しい規格「ETC2.0」車載器も検討するとよいでしょう。 従来型のETC車載器と比べると本体価格は割高となりますが、交通状況を受信したり、圏央道と新湘南バイパスで「ETC2.0割引」が適用されるなど特典もあります(出典:NEXCO東日本)。
パナソニック ETC車載器 CY-ET926D 実売価格は5800円前後と、従来型の中でコストパフォーマンスに優れているのがパナソニックの「ETC車載器 CY-ET926D」です。ETC車載器本体とアンテナが分かれているセパレート型なので、取り付け場所に困らないのも魅力です。 アンテナをフロントガラスに貼り付け、ETC車載器本体を車外から見えにくいグローブボックス内などに収納できるので、セキュリティ面も安心です。料金案内などの音声ガイドやカード抜き忘れを警告するなど、充実の機能となっています。三菱電機 アンテナ・スピーカー一体型 EP-5312BD ETCをDIYで取り付けたいと思っている方もいると思います。セパレート型は隠して取り付けできるのでセキュリティ面で安心感がありますが、取り付けるのが難しいことも。 三菱電機の「アンテナ・スピーカー一体型 EP-5312BD」はアンテナと本体が一体となっているので、本体をダッシュボード上に設置して電源確保をすれば良いだけの簡単設計となっています。配線の加工などが必要となりますが、それがクリアできれば手軽に取り付けできるのも良い点です。 実売価格は7000円台とお手頃価格なのも魅力です。パナソニック ETC2.0車載器 CY-ET2010D 新規格のETC2.0車載器は、商品が出始めの頃は本体価格が4万~5万円ほどしているものもあり、手が届かない製品が多い印象でした。昨今では普及が進んで1万円台で購入できる製品も出てきているので、いまが購入のチャンスともいえるでしょう。 ETC2.0車載器は高速道路の渋滞情報も取得できるので、ドライブの強い味方となりますね。パナソニックの「ETC2.0車載器 CY-ET2010D」はエントリーモデルですが、安全運転支援や災害時の支援など機能は充実しています。実売価格は1万7000円前後です。アルパイン(ALPINE) ETC2.0車載器 HCE-B110 アルパイン(ALPINE)の「ETC2.0車載器 HCE-B110」は、ビルトイン型でカーナビ連動に対応しています。ETC車載器をカーナビと連動することで、ETCの利用料金や履歴、渋滞情報などもカーナビの画面上で閲覧できます。 本体の実売価格は3万4000円前後と高額の部類ではありますが、同メーカーのETC連動機能が付いているカーナビを持っている場合は検討してみてもよいでしょう(2016年~2019年製アルパインカーナビに対応)。
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