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3コメント3件OMEN 45L Desktop
日本HPは2月24日、「OMEN(オーメン)」「Victus(ヴィクタス)」ブランドのゲーミングデスクトップPCとゲーミングディスプレイの新製品を発表した。同日から同社の直販サイト「HP Directplus」などで順次販売を開始する。【画像】OMEN 25L Desktop(AMD版)はセラミックホワイトボディーを採用
「OMEN 45L Desktop」は、容積45LボディーのゲーミングデスクトップPCだ。ラジエーターを外気で冷却する独自の水冷機構「OMEN Cryo(クライオ) チェンバー」を本体の上部に備え、従来の水冷機構と比較するとピーク時のCPU温度を最大6度低く抑えられるという。HP Directplusにおける標準販売価格(税込み、以下同)は55万円からとなる。 CPUは第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)のアンロック対応品で、モデルによってCore i7-12700K(Pコア8基16スレッド+Eコア4基4スレッド)またはCore i9-12900K(Pコア8基16スレッド+Eコア8基8スレッド)のいずれかを選択できる。 外部GPUはモデルによってGeForce RTX 3080 TiまたはGeForce RTX 3090のいずれかを備える。映像出力はいずれもDisplayPort端子×3とHDMI端子×1となる。 マザーボードはDDR4規格のDIMMスロットを4本備え、メインメモリは最大64GB(16GB×4)まで搭載可能だ。出荷時はHPが買収したHyperXブランドの16GBメモリモジュール(DDR4-3733、Intel XMP対応、RGBライト付き)を2枚搭載している。ストレージはWestern Digital製のPCI Express 4.0接続のSSD「WD Black」の2TBモデルを搭載する。プリインストールOSは「Windows 11 Pro」だ。 拡張スロットはPCI Express 5.0 x16(占有済み)、PCI Express 3.0 x4×1、M.2×3(2スロットは占有済み)を用意している。ポート類は天面にUSB 2.0 Type-A端子×2とUSB 3.0 Type-A端子×2、ヘッドセット(イヤフォン出力/マイク入力コンボ)端子、マイク入力端子を、背面にUSB 2.0 Type-A端子×2、USB 3.0 Type-A端子、USB 3.1 Type-A、USB 3.0 Type-C端子、USB 3.1 Type-C端子、音声出力端子、音声入力端子とマイク入力端子を備える。無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.0に対応する。 ボディーサイズは約204(幅)×470(奥行き)×555(厚さ)mmで、重量は約22.6kgとなる。ケース単品売りは「市場の様子を見極めて判断」 海外の一部市場では、OMEN 45L Desktopの本体ケース(OMEN Cyro チェンバー付き)が「OMEN 45L ATX Case」として単品販売される予定となっている。 日本では「市場の状況を見極めて(単品販売に踏み切るかどうか)判断したい」(担当者)ということで、現時点では販売の予定はないという。
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