複数個のイヤホン・ヘッドフォンを使い分けていて、「さすがにもうしばらく新しいイヤホンは必要ないなあ」と思っていたのですが、久しぶりに「おお!これは!」と思う新製品が登場したので、思わずポチってしまいました(笑)。ソニーから発売された新しい完全ワイヤレスイヤホンの「LinkBuds」です。【写真】新しい完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds」の写真をもっと見る興味をそそられるのが、本体に穴が空いている個性的なルックス。この穴があるおかげで、イヤホンをしながらでも周囲の環境音や喋り声、自分の声をはっきりと聞くことができるんです。多くのノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホンに搭載されている、機械的に集音して周囲の音を聞こえるようにする外音取り込み機能とは異なり、そのままの音が耳に入ってくるので、自然です。
また、物理的に穴が空いているので、カナル型イヤホンなどにありがちな閉塞感もナシ! 本体にはシリコン製のフィッティングサポーターが装着されており、耳の中に入れたら、このフィッティングサポーターを軟骨の内側の凹みに引っかかるように押し込むようなイメージで装着します。
想像以上に装着はスムーズ。一部口コミでは「装着しづらい」などの意見も見かけるので、耳の形にも左右されてしまうのかもしれませんが、私の場合は耳の中にすっぽり嵌まっている感覚なので、一度つけてしまえば落ちる心配もない感じ。装着しているのを忘れてしまうくらい、快適です。フィッティングサポーターはXS~XLの5サイズが付属しており、サイズを変えることによってフィット感を調整することができます。私はLサイズがピッタリでした。最近、朝はiPadでYouTubeやニュースを流しっぱなしにして聞いていることが多いのですが、顔を洗ったり、メイクや髪の毛を整えたり、朝食の準備をしたり、着替えたりしながらでも、自然にそのまま聞き続けられるのが、快適すぎて感動。顔を洗っていても着替えていても落ちる心配がないし(以前、洗顔中にAirPods Proを水の中にポトリと落としたことが……)、ドライヤーの音がうるさくても音を聞くことができるし、調理中に使っていても食材が焼ける音や水が流れる音がしっかり聞けるので、安心感があります。とはいえ、「何かをしているときは、一つのことに集中したほうが良いのでは」とも思いつつ……(笑)。また、耳を塞がないので、こもった感じがせずに自分自身の声をはっきり聞けるのもポイント高し。マイクも喋り声をしっかり拾ってくれるし、語学学習等、自分の喋り自体をチェックする必要のある方にもおすすめです。私も実際、語学学習のトレーニングの一つであるシャドーイングをするのにぴったりだなあと思って購入しました。
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