THE RIVER夕刊号では、その日の記事にはあげられなかったけれど注目しておきたいニュースや話題をまとめてお届け。2021年7月8日のトピックはこちら!
ザッカリー・リーヴァイ主演、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)で殿堂入りを果たした元アメリカンフットボール選手カート・ワーナーの伝記映画『American Underdog(原題)』より、特別映像が到着した。本作では、いまやアメフト界のレジェンドであるカートが、アイオワ州のスーパーマーケットの在庫補充係から、クォーターバックとしてNFLで2度のMVPやスーパーボウルのMVPを獲得、さらに殿堂入りを果たすまでに至った驚きの実話が描かれる。映像では、ザッカリーをはじめとするキャスト陣や製作総指揮として参加するワーナー本人のインタビュー映像、撮影の様子などが収められている。2021年12月、米公開予定。
2021年のサンディエゴ・コミコンのバーチャル版には、米ディズニーのマーベル・スタジオと米ワーナー・ブラザースのDC映画は出展しないことがわかった。サンディエゴ・コミコンはコロナ禍の影響で前年に引き続きバーチャル形式で7月23〜25日に開催されるが、アメコミ2大ユニバースはこれをスキップ。少なくともコミコンの場での新作発表は期待できなくなった。11月26〜28日にはリアルでも開催されるが、こちらへの出典の是非はわかっていない。なおDCは、独自のバーチャルイベント「DCファンドーム」第2弾を10月に開催予定だ。
Source:Deadline
『ロボコップ』(1987)『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)『エル ELLE』(2016)などの巨匠、ポール・バーホーベン監督が新作映画を二本企画中であることが明らかになった。Varietyのインタビューにてバーホーベン監督は「いくつかの企画に取り組んでいるところ」としながら、「ひとつはアメリカ映画で、ワシントンを舞台にしたスパイスリラー。もうひとつは、イエス・キリストに関する自身の書籍を基にした映画を作るつもりです」と答えている。イエス・キリストの映画は、書籍『Jesus of Nazareth(原題)』の映画化と思われる。
Source: Variety
『キングスマン』シリーズや『ロケットマン』(2019)などのタロン・エジャトンが、『レット・ザ・サンシャイン』(2017)『ハイ・ライフ』(2018)などのクレール・ドゥニによるロマンティック・スリラー『Stars at Noon(原題)』で主演を務めることがわかった。2020年2月の初報では、『ハイ・ライフ』につづきロバート・パティンソンが主演を務める予定と伝えられていたが、このたびほかの待機作との兼ね合いから降板することになったと報じられている。その代役として、エジャトンが起用されたというわけだ。原作は、デニス・ジョンソンの同名小説。ニカラグア革命中、タロン・エジャトン演じる英国の石油会社の一社員が、マーガレット・クアリー演じる米国記者と出会う。ロマンスを繰り広げるふたりは、偽りと陰謀に満ちた危険な事件に巻き込まれてしまい、互いの信用だけを頼りに、ニカラグアからの脱出に挑んていく。
Source: The Hollywood Reporter
カンヌ国際映画祭、ある視点部門に出品された『見えざる人生』(2019)にて最高賞に輝いた映画監督のカリン・アイヌーズ。世界中が新作を待ち望む鬼才監督が贈る初の英語作品『Firebrand(原題)』にて、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)などのミシェル・ウィリアムズが出演することがわかった。ヘンリー8世の6人目の妻を演じるとのことだ。製作時期は不明。
Source: Variety
『シノニムズ』にてベルリン国際映画祭・金熊賞に輝いた気鋭監督、ナダヴ・ラピド。監督が脚本も手がけた待望の新作映画『Ahed’s Knee(原題)』より、このたび米国版特報映像が公開された。カンヌ国際映画祭(2021年7月6日〜17日開催)、コンペティション部門に出品されている本作は、イスラエルの映画監督が、祖国の自由の喪失と母の死という過酷な運命と向き合う姿を描いた作品である。ベルリンにつづきカンヌで最高賞受賞なるか。
Source: The Playlist
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