アイ・オー・データ機器は、PCに2つの映像を同時に取り込め、スイッチャー機能、クロマキー合成機能も利用できるデュアルHDMIキャプチャーを、11月下旬に出荷する。価格は29,260円。
2つの映像を合成&切り替えできるビデオキャプチャー。ZoomやTeamsなどを利用したウェビナー、オンライン授業などで「資料映像」と「講師映像(もしくは手元映像)」などの2つの映像をボタン操作で切替え&合成しながら映すことで、よりハイレベルな映像配信ができる。
GV-LSU200からの出力映像はWebカメラとして認識されるため、主要ビデオ会議アプリで利用可能。専用ドライバーも不要で、本体をパソコンに接続後、すぐに利用できる。USB端子はPowerDelivery対応で、PC側のUSB Type-Cポートに空きがない場合でも、対応PCであればポート1つでPCを充電しながらビデオキャプチャーを利用可能。USBバスパワーにも対応する。
入力はHDMIに加えマイク入力も装備本体前面。音声オン/オフスイッチやスイッチャー機能用のボタンなどを搭載入力はHDMIを2系統に加え、マイク入力も1系統備えており、合計3つの音声を合成可能。音声のオン/オフもスイッチ操作で簡単に変更でき、音声入力中はLEDライトが点灯するため、視覚的にも確認しやすくなっている。出力はUSBに加え、HDMIも1系統搭載。
対応する入出力解像度は最大1,920×1,080ドット/60fps。入力解像度は4:3の場合、16:9に合わせてスケーリングされる。エンコード方式はソフトウェアエンコード。
HDMI Bの入力映像のみ、グリーンバックを利用することで、クロマキー合成機能を利用できる。グリーンバック以外の背景色を利用する場合は、同社製ChromaKey設定アプリ「GV-LSU200 Util」のダウンロードが必要。
本体に備えた4つのボタンを押すだけでスイッチャー機能を利用可能。ピクチャー・イン・ピクチャーやピクチャー・バイ・ピクチャー、クロマキー合成など、計11種類を超えるシーンパターンを利用できる。
外形寸法は突起部を含まず本体のみで135×64×18mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約180g。約1mのHDMIケーブル、USBケーブル2種(Type-A to Type-C USB 3.2 Gen1/約0.7m、Type-C to Type-C USB 3.2 Gen1/約0.7m)などが付属する。
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