昨今のトヨタやホンダ、そして日産の多くの新車はディスプレイオーディオの新車装着率が上がりつつある。先にも述べた通り、ユーザーにとっては別途カーナビを購入する必要がないために、予算が抑えられるというメリットもある。
とくに若年層はカーナビよりもスマホのナビアプリを使用するユーザーが多いために、かなり便利という意見も散見されるのだった。
だが、その一方で高齢者層はそうはいかないのだ。まずスマホ普及率が進んでいるとは言え、「ディスプレイオーディオとの接続にもかなり苦労している人が多い」と都内近郊のトヨタをはじめとする各ディーラーは語っていた。
そしてもっとも多い意見が「CDやDVDといった物理ディスクの再生に対応していない」点にある。それに対応すべく、トヨタは新型ヤリスやヤリスクロスなどに別途CDプレーヤーをオプション設定しており、ユーザーの声に応えている状況である。
日産 新型ノートのメーカーオプションナビや新型ヴェゼル、あるいは新型シビックのメーカーオプションナビはどれもCDやDVDの再生機器をラインアップしておらず、「お客さんには我慢をしてもらう。あるいは持ち運びできるCDプレーヤーの接続をお薦めしている」というのが現状である。
そしてファミリー層からも同様の意見が上がっているという。例えば「後席モニターでDVDを再生したい」といったように、CDやDVDといった物理ディスクの再生機能はすべての購入層が欲しているのだった。
>>カーオーディオ革命勃発!? トヨタは全ての人のニーズに応える超マメな会社だった!
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スマホだけでなく、CDなど物理ディスク再生に対応を!カテゴリー
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