過去5年間を振り返ると、いつからか絵文字はニッチな存在からコミュニケーションにおいて重要な存在へと進化した。Appleにおいても同様だ。
Appleは、これまでも新しい職業やダイバーシティを表現するアイコンを提案してきたが、今回新たにUnicode Consortiumにおいて、「障害をもつ個人をよりよく表現し」、障害についてより包括的に描写するようになるための「最初の一歩」をつくるために、13の新しい絵文字を導入するべきだと訴えた。
Emojipediaの内容によれば、Appleは全米視覚障害者会議(Ameirican Council of the Blind)、脳性麻痺基金(Cerebral Palsy Foundation)、ろう協会(National Association of the Deaf)と協力しながら、新しい絵文字を開発したという。
その絵文字には以下のようなものが含まれる。
人物の絵文字は、複数の肌色を使うことが提案されており、補助とサービス犬の目的ごとに異なる犬の種類となっている。合計で、45の絵文字が提案された。
Unicodeの技術委員会は来月サンノゼで集まり、上記とその他に提出された絵文字について議論する予定だ。承認されれば、早ければ2019年の下半期、Emoji 12.0 のリリース時にこれらの絵文字が登場することになるだろう。
Apple は、iOSに新しい絵文字を毎年追加してる。それらの絵文字の種類は、食べ物、動物、オブジェクト、人物などでUnicodeがグラフィックで表現するに値すると認めたものだ。
Appleは、動物の絵文字の3Dの拡張現実バージョンの Animojiもまた、昨年 iPhone X に追加している。Emojipedia によれば、2018年の Emoji 11.0のリストは2月に最終決定し、今年下半期にはデバイス上で見れる予定だ。
【via VentureBeat】 @VentureBeat【原文】
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